インサイダーゲーム【ボドゲ紹介】

正体隠匿

こんな人にオススメ

  • 大人数で盛り上がりたい
  • 人狼が好き
  • 手軽に推理が楽しめるボードゲームが欲しい

インサイダーゲームってどんなゲーム?

 プレイヤーが協力してお題のキーワードを当てますが、1人だけお題を知っている裏切者(インサイダー)がいます。

 キーワードを推理しながら、だれがインサイダーなのかを探るゲームです。

 人狼のようなハラハラドキドキ感があり、脱落もなくて遊びやすい良作です。

      プレイ時間            20-30分      
プレイ人数2~6人
対象年齢8歳以上

インサイダーゲームのルール

準備

 役職が書かれたプレートを裏向きに配り、役職を決めます。

 これにより、ゲームマスター、インサイダー、庶民(複数人)に分かれます。

 ゲーム中、インサイダーは庶民の中にまぎれています

 ゲームマスターとインサイダーは、ほかのプレイヤーが目を閉じている間にお題を確認し、ゲームがスタートします。

問答パート

 5分間の間、庶民たちはゲームマスターにお題についての質問をすることができます。

 このとき、『はい』か『いいえ』で答えられる質問でなければいけません

 ゲームマスターは『はい』『いいえ』『わかりません』のいずれかで返答します。

 5分間の間に、庶民(もしくはインサイダー)のだれかがお題を当てればクリアです。

 お題を当てられなかった場合は、全員が負けになります。

 したがってインサイダーは、庶民がお題にたどり着けるように誘導しなければなりません。

 しかし、自分がインサイダーだとバレてしまうと、次の『話し合いパート』で負けになってしまうので注意が必要です。

話し合いパート

 お題を当てることができたら、だれがインサイダーなのかを話し合い、多数決で投票をします。

 インサイダーを当てることができた場合、庶民とゲームマスターの勝利となります。

 インサイダーを当てることができなかった場合、インサイダーの勝利となります。

 (人狼ゲームと同様です。)

いまいちな点

キーワードを当てるよりもインサイダーを探そうとしてしまう

 庶民がインサイダーを探すことに力を入れはじめると、お題を当てることが疎かになりがちです。

 そうなると、インサイダーはたくさんヒントを出すしかなくなります。

 インサイダーがバレやすくなってしまうので、少しゲームバランスが悪いです。

インサイダーでなくてもお題がわかってしまう

 主にボドゲ経験者にあり得ることです。

 お題当てのゲームに慣れてくると、インサイダーでなくてもキーワードを特定できるようになります。

 自分が特定してしまうと、インサイダーが何もしなくてもキーワードがわかってしまいます。

 でも、わざとキーワードを探さずにインサイダー探しに全力を注ぐのも面白くありません。

感想、まとめ

 正体隠匿ゲームの中では遊びやすいので、初心者が集まる会でオススメです。

 ぼく自身も、なんども盛り上がった経験があります。

 しかし、上記した問題点もあるので、個人的には卒業してしまった作品です。

 正体隠匿が下手なこともあります…(笑)

 とは言いつつも、何度も遊んだので、値段の分は楽しむことができました。

 また、上級版の『インサイダーゲーム ブラック』もあり、そちらは問題点がほぼ克服されています。

 大人数で集まる機会がある方は、遊んでみてはいかがでしょうか。