初心者でも勝てる!【AZUL -アズール- で勝つための5つのコツ】

ボドゲの知識

 BGAでも大人気のボードゲーム『アズール』。

 ルールはシンプルですが、パズル要素があり、難しく感じる方も多いのではないでしょうか?

 細かい計算は煩雑なところもありますが、コツを掴めば安定して勝つことができます(`・ω・´)

 ぼく自身、BGAで最高640ELOを達成し、88位を取ることができました。

 以来、500~600を行ったり来たりしていますが、トータルで8割くらいの勝率をキープしています。

 そこで今回は、ボードゲーム初心者に向けて、アズールのコツと勝ち方を紹介します。

 初心者が勝つための近道を解説するので、あまり難しいことは説明しません。

 すぐに実践で使えることばかりなので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです(^^♪

コツ1 タテやヨコで繋がるように置く

 まずは、得点の効率について説明します。

 アズールでは、タテとヨコで隣り合ったタイルの個数だけ得点が入ります。

 このため、最終的に同じタイルを置いたとしても、置く順番によって点数が変わります。

 効率よく得点を得るためには、タイルが飛ばし飛ばしにならないようにすることが重要です。

 タイルとタイルの間隔が離れるほど、得点の効率が悪くなるため、注意が必要です。

 とはいえ、実際にプレイすると、完璧に効率よく置くことはできません。

 ほかにしたいことが犠牲にならない範囲で意識しましょう。

コツ2 ゲーム終了時のボーナスはタテとヨコを狙う

 アズールでは、終了時に条件を満たしていると、ボーナス点がもらえます。

 このうち、意識して狙うべきはヨコタテ列です。

 前述したように、隣り合ったところにタイルを置くと得点が伸びやすいからです。

 一方、1色をそろえるのは難易度が高く、他にやりたいことを犠牲にする必要があります。

 また、バラバラの場所にタイルを置くケースも多いため、思ったほど得点が伸びません。

 したがって、積極的に狙いに行くよりは、たまたま狙えそうな場面が来たらそろえるくらいがちょうどよいです。

コツ3 1段目、2段目は毎ラウンドで置くようにする

 誰かが1つの段を完成させるとゲーム終了となるため、基本的には5ラウンドで決着がつきます。

 最後のラウンドでヨコ列を完成できると、かなり得点を伸ばすことができます。

 ヨコの繋がりで5点、タテで2~4点、ボーナス点で2点が得られるため、10点分くらいになります。

 3段目以降は、5個すべてを置くことは困難ですが、1段目、2段目は難しくありません。 

 毎ラウンド、必ず置けるように立ち回りましょう。

コツ4 3~5段目はタテ列を意識する

 3~5段目は、すべてのタイルを置くことは難しいです。

 したがって、特定の場所にしかタイルを置くことができません。

 できるだけ近い列で置くようにし、タテ列でのボーナス点を狙いましょう。

 このとき、タイルをヨコに繋げやすいように、真ん中の3列を狙うのがオススメです。

 また、3~5段目は、ラウンドを跨いで完成させることが多くなります。

 次のラウンドの選択肢を狭めないように、置き残しをしすぎないことも重要です。

 1ラウンド目以外は、3~5段目のうち2段を空けた状態で次のラウンドを迎えると、安心できます。

 慣れてきたら、次のラウンドに置けない色がないかを確認しながらプレイしてみましょう。

コツ5 スタートプレイヤーのタイルを積極的に獲得する

 スタートプレイヤーは積極的に取りにいきましょう。

 -1,-2点になりますが、次のラウンドで先手を取れるのは大きいです。

 アスールは、ラウンドを跨いで3~5段目を完成させることがあるため、特定の色を取り合う場面が多いです。

 スタートプレイヤーを獲得することで、安定して強い動きをすることができます。

ゲーム終了時の例

 今までにお話したことを意識すると、以下のような盤面で終わることが多くなります。

 1,2段目のヨコ列をそろえ、タテ列1列そろえることで高得点を狙えます。

 一方、以下の盤面では、得点が伸びづらくなります。

 2段目、3段目にスペースが空いてしまっているのが大きな原因です。

 4,5段目に置こうとし過ぎると、上の段に置けないリスクがあるので注意しましょう。

+α 妨害も視野に入れる(主に2人プレイ)

 2人プレイについては、自分の得点と相手の失点は、完全に同じ価値です。

 したがって、今までにお話したことを相手が達成できないようにすれば、痛手を食らわせることができます。

 さらに、ラウンドの後半については、床タイルに落ちるタイルを計算しながらプレイすると、安定して勝てるようになっていきます。

初心者が陥りやすいミス

 ここから先は、初心者がしやすいミスを紹介します。

 これらに注意することで、プレイングの選択肢が広がり、中盤以降で得点を伸ばしやすくなります。

図案ラインの4,5段目に1個だけタイルを置く

 完成に時間がかかりすぎるため、次のラウンドの選択肢が極端に減ります。

 例えば、画像の場合、次のラウンドで赤タイルが多くないと完成できません。最低でも2個は置きたいところです。

 ヒドい場合、妨害されるだけでゲームが終わってしまいます。

 4,5段目以外に置ける場所がないなら、床ラインに落としましょう。

1ラウンド目に端の列から完成させようとする

 タイルの大量獲得ができると、右端・左端の列からタイルを置きたくなることもありますよね。

 しかし、次のラウンドでタイルを繋げて置くことが難しくなるので、できるだけ真ん中の3列から狙うのが良いです。

 特に、赤・黒のタイルが3つ取れる場合は注意しましょう。3段目よりも4,5段目を狙う方が、選択肢が増えるのでオススメです。

 2人プレイなら、左端の列からそろえていくのが強い場面もありますが、上級テクニックです。

相手の妨害に腹が立ち、自分も妨害に走ろうとする

 2人プレイの場合、3,4人プレイよりも、妨害されるタイミングが増えます。

 これに苛立ってしまい、自分の利益を優先すべき場面でも、妨害に走ってしまう初心者が多いです。

 『自分の利益=相手の不利益』ということを頭に入れ、どちらを選ぶべきか、冷静に計算しましょう。

まとめ

 今回は、初心者が上達するためのコツと勝ち方をまとめました。

 すべてを意識してプレイできるようになれば、間違いなく勝てるようになります。

 あとは遊びながら、自分で気に入ったプレイングスタイルを見つけてみてください(^^♪