「ボードゲームって、専門用語が多いし難しそうだなぁ」
こんな不安を感じている方もいると思います。
結論から言います。
別に用語を知らなくても問題はありません。
なぜなら、知らなくてもルールは理解できるからです。そのために説明書があります。
とはいえ、用語を知っておくとメリットがあります。
ボドゲ好き同士の会話が盛り上がりますし、ルール説明も楽になります。
また、ネット検索も楽になることも嬉しいですね。
この記事では、知っておくと便利なボドゲ用語を紹介していきます。
こんな人の参考になります
- ボードゲームの用語を最低限だけ知っておきたい
- ボードゲームに興味がある
これだけ知っておけば大丈夫! ボドゲ用語5選
インスト
ルール説明。
『インストラクション』が語源。
「インストをします」と言われたらルールの説明がはじまる。
スタピ、スタプレ
スタートプレイヤー。
重い、軽い
時間がかかるゲームを「重い」と言い、その逆を「軽い」と言う。
一般的に、プレイ時間が1時間を超えるものを重いということが多い。
一方、2,3時間以上のゲームを重いと言う人もいるので個人差がある。
サマリー
ゲームの流れがまとめられたカード。各プレイヤーに配られる。
コンポーネント
コマやボードなど、ボードゲームの部品を総じて使う言葉。
例えば、値段のわりに内容物が多いときに「コンポーネントが豪華だ」と言ったりする。
これらも知っておいて損はない!
ヘイト
『hate(憎しみ)』が語源。
他プレイヤーに攻撃して恨まれることを「ヘイトを買う」「ヘイトを溜める」などと言う。
たとえば、カタンの『山賊』がわかりやすい。
マストフォロー
プレイヤーが順番に1枚ずつカードを出すゲームで使われる言葉。
親が出したカードと同じ色のカードを出さなければならないルールのこと。
『スカルキング』『luz -ルイス-』『インフェルノ』が代表例。
ハードパス
1度パスをすると、自分のターンが次のラウンドまでパスとなること。
ソフトパス
1度パスをしても、次に自分のターンが回ってきたときにアクションできること。
ダウンタイム
他プレイヤーのターンで、自分が待つ時間のこと。
枯れる
山札がなくなることを「山札が枯れる」と言う。
ヴァリアント
選択ルールのこと。
通常のルールでは物足りないときや、バランスが悪いときに取り入れることが多い。
ボードゲームのメカニクス
正体隠匿(人狼系)
お互いの役職を隠した状態でプレイするボードゲームのこと。人狼が代表例。
拡大再生産
資源を売ることで儲けたお金を使い、さらに資源を獲得していくこと。
売るときに利益が出るため、どんどんお金や資源が増えていく。
競り(せり)
オークションを題材にしたボードゲーム。
ワーカープレイスメント
ボード上にコマ(=ワーカー)をおける場所がいくつかあり、置いた場所に応じて効果を得られるシステムのこと。
アブストラクト
運が影響しないボードゲーム。オセロ・将棋・囲碁が代表例。
ドラフト
『draft(選抜)』が語源。
何枚かのカードから1枚を選んで、選ばなかったカードを隣のプレイヤーに回す。
これを全員が同時に行う。
このようにして、各プレイヤーがカードを1枚ずつ獲得していく仕組みのこと。
トリックテイキング
主に、数字のカードを使うゲームで取り入れられている。
親がカードを場に出し、他のプレイヤーも順番にカードを出していく。
数字が強いプレイヤーが、出されたカードを受け取ることができる。
この仕組みをトリックテイキングと呼ぶ。
『5本のキュウリ』『luz -ルイス-』『インフェルノ』が代表作。
バッティング
各プレイヤーは、あらかじめ『欲しいアイテム』や『行いたいアクション』を決める。
それを一斉に公開し、被ったプレイヤーはペナルティを受ける、という仕組みのこと。
基本的には「無効になる」というペナルティが多い。