なぜボードゲームで勝てない? ~勝つための5つの近道~

ボドゲの知識

 ボードゲームを遊ぶと、多くの場合は勝敗がつきますよね。

 ぼくにとってボードゲームは趣味なので、勝つことが全てではありません。

 でも、やるからには勝ちたいと思っています(`・ω・´)

 みなさんはいかがでしょうか?

 やはり勝ちたいでしょうか?

 今回は、ボードゲームで勝つための近道を紹介します。

 なかなか勝てなくて悩んでいる方は、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

 この記事を読むと、次のことがわかります。

  • ボードゲームで勝つ方法
  • ボードゲームをもっと楽しむ方法
  • 上達するためにオススメのボードゲーム

ネットで攻略法を調べる

 初心者が勝利を目指すなら、最強の手段です。

 ネットには、プレイングのコツを公開している人がたくさんいます。

 上手な人のやり方を真似することが、上達するための近道です。これを活用しない手はありませんね。

 ただし、試行錯誤して攻略法を探すという楽しみは減るため、最初からやるのはオススメしません。

 まずは、自分で楽しんでみてください!

 まさに究極奥義なので、「どうしても勝てない」とか「さらに上達したい」という方は、試してみましょう(*‘ω‘ *)

敗因を振り返る

 負けると悔しいですよね。

 ぼくはめちゃくちゃ悔しいです(>_<)

 でも、『どうやったら勝てたのか』を考えない限り、次のゲームも負けます。

 何かミスがなかったか、もしくは、相手のプレイで上手いところがあったかを振り返るようにしましょう。

 一番、効率が良いのは、遊んだ後にそのゲームについて話すことです。

 相手と意見を交換することで、相手目線ではどう映っていたのかを知ることができます。

妨害の必要性について、理解しておく

 ほかのプレイヤーと競うため、多くのゲームでは妨害の要素があります。

 ただし、妨害ばかりを考えるのは得策ではありません

 例えば、1人のプレイヤーを妨害するために自分の利益を捨ててしまったら、ほかのプレイヤーに負けるからです。

 したがって、以下の優先順位で、自分が取るべき行動を判断するとよいです。

 ①自分に利益がある

 ②全員に妨害ができる

 ③特定のプレイヤーを妨害することで、そのプレイヤーを追い越せる

 ④自分に利益がある行動がないため、とりあえず妨害しておく

一手、先を考える

 ルールが理解できたら、少し先の行動まで考えてみましょう。

 一手で完結する行動よりも、数手に渡って計画を組み立てた作戦の方が強力です。

 将棋の棋士は、10手以上も先を読んでいることが多いです。

 勝ちにこだわるなら、それだけ重要な要素と言えます。

 常に先まで考えるのは難しいので、ほかのプレイヤーのターン中など、余裕があるときに考えるようにするとよいです。

自分が好きなボードゲームで勝ちを目指そう

 これが一番、重要です。

 「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、楽しんで遊んだ方が上達できます。

 さらに、徐々に自分が上達していることを感じられると嬉しいですよね。

 初心者が上達したいなら、中量級ゲームでルールがシンプルなものがオススメです。

 得意なボードゲームが1つあるだけでも、気持ちの持ちようが変わってきます。

 さまざまなジャンルがあるので、自分が得意なボードゲームを探ってみましょう!

 ★初心者にオススメの中量級ボードゲーム20選はこちら★

上達するためにオススメのボードゲーム

 上記でも中量級のボードゲームを紹介していますが、その中でもオススメのボードゲームを紹介します。

 以下のポイントをおさえたゲームを紹介しています。

  • ルールがシンプル
  • 妨害の要素が少ない
  • 明確に強い動きが存在するため、ベースとなる戦略を立てやすい
  • BGAで無料プレイできる

宝石の煌めき Splender

https://hobbyjapan.games/splendor/より引用

 鉱山から取れた鉱石を資源とし、どれだけの宝石を手に入れられるかを競うボードゲームです。

 宝石ごとに勝利点がついており、勝利点が高い宝石ほど、必要な鉱石の数が多くなっています。

 このゲームの最大のポイントは、狙っている宝石をいつ手に入れるかというところにあります。

 獲得の準備をしつつ、ほかのプレイヤーの妨害が必要なこともあるでしょう。

 したがって、ほかのプレイヤーに取られる前に、宝石カードを予約してしまうのも手です。

 非常にゲームバランスが良く、気が付いたら何度も遊んでしまう名作です。

攻略のコツ
  • 勝利点がついているレベル2、レベル3の宝石の獲得を狙う
  • 必要がない限り、レベル1の宝石は獲得しない
  • 同じレベルのうち、コストが少ないカードを狙う
  • コストが多いカードで場が荒れた場合は、レベル1の宝石を獲得する

ギズモ

https://bodoge.hoobby.net/games/gizmosより引用

 ビー玉のようなコンポーネントが特徴的なボードゲームです。

 まだ開発されていない夢のエンジン「ギズモ」を作ることがテーマになっています。

 エネルギーを消費することで、エンジンの一部となる装置を作り、16枚目の装置を作ったら「ギズモ」が完成してゲーム終了となります。

 装置には、特定のアクションを行うと、別のアクションを発動する効果があります。

 したがって、どんどんアクションを繋げることで、エネルギーをたくさん獲得することができるわけです。

 エネルギーをたくさん獲得できたときには、他のゲームでは味わえない爽快感があります\(^o^)/

攻略のコツ
  • 初手で予約を使う
  • 序盤は、エネルギーの獲得ができる装置を買う
  • 構築の列に装置を並べると発動させやすい
  • アップグレードは、エネルギー上限が足りなくなりそうになってからでOK

キングドミノ

https://www.amazon.co.jpより引用

 地形のタイルを配置して、自分だけの王国を作るボードゲームです。

 山札から引いた4枚のタイルを、手番順に1枚ずつキープし、自分の王国に配置していきます。

 明確に、強いタイルと弱いタイルがありますが、強いタイルを取ると、次のラウンドの手番が後ろの方になってしまいます。

 強いタイルを取るか、弱いタイルで我慢して、次に出るタイルで勝負するかが悩ましいゲームです。

 少しパズルの要素がありますが、ルールはとてもシンプルです。

 コツを掴めば、すぐに得点を伸ばせるようになります(^^♪

攻略のコツ
  • 1種類の地形を大きくできると強い
  • 5×5で収まるように置く
  • 次に置くタイルの位置を想定しておく
  • 特別に欲しいタイルがなければ、手番順を優先するのも手

アズール

https://www.amazon.co.jpより引用

 私たちは壁職人になり、美しいタイルで壁を飾ります

 手番のときにタイルを獲得しますが、自分がほしいタイルだけをもらうことができ、残りは中央に集まります。

 狙い通りにタイルを獲得するためには、他のプレイヤーが欲しがっているタイルを考えることも重要です。

 一度遊べばルールは理解できますが、非常に戦略性に富んでいます。

 自分の狙ったタイルが手番に回ってくるか、非常にドキドキするボードゲームです(≧▽≦)

攻略のコツ
  • 3個以上のタイルを同時に獲得できるのは強い
  • スタートプレイヤーは積極的に獲得しよう
  • となり合っているタイルから順に置くと得点効率が良い
  • 1列目、2列目は、毎ラウンドで必ず置けるようにする
  • 4列目、5列目は、特定の色を狙い、列でのボーナス点を狙う

ウイングスパン

https://arclightgames.jpより引用

 鳥が好きすぎる作者が、鳥のボードゲームを作ってしまったという本作。

 場に出した鳥カードの効果を上手く使って、より多くの鳥を召喚したり、卵を産んで勝利点を稼いでいくボードゲームです。

 日本にはいない鳥も多いので、見ているだけでもユニークで面白いですね。

 ボードゲーマーの間では有名な作品で、エンジンビルドの原点と言われています。

 やや重めなので、手ごたえがあるボードゲームを遊びたい方にはオススメです(≧▽≦)

 毎ゲーム、80点を超えられるようになれば強者と言えるでしょう。

 特定のカードを引けば100点を超えることもできます。

 筆者は、大会禁止カード2枚を引いて121点を出したのが自己記録です。

 一方、ネットで100点を超えるのがベースと言っている人は、そのゲームで運が良かっただけです。もしくは拡張カードを入れています。

攻略のコツ

 序盤は、森林・水辺の強化が重要。

 草原は初めから卵を2つ獲得できるため、後回しで構わない。

 一方、終盤になると、草原で卵を産み続けると得点を伸ばしやすい。

 したがって、森林・水辺を十分に強化したら、草原を強化するようにしよう。

 以下の順でゲームを組み立てるのが基本。

  • 森林、水辺に2体ずつ置くことを目指す(1ラウンド目、2ラウンド目の途中まで)
  • 草原に2体置く(2ラウンド目の終了まで)
  • 草原に鳥カードを置く。理想は4体以上。(3ラウンド目の終了まで)
  • ひたすら産卵 or 得点が高い鳥カードをプレイ

まとめ

 今回は、初心者がボードゲームで勝つための手段を解説しました。

 ボードゲームで勝てるようになると、やはり楽しさが段違いになります。

 一度にたくさん実行するのは大変なので、まずは1つずつ試してみてください(^^♪