5分でわかる!【XENO -ゼノ- のルールとレビュー】

カードゲーム

 「ゼノの遊び方を簡単に知りたい!」

 そんな方に向けて、300個以上のボードゲームを遊んできた筆者が『XENO -ゼノ-』のルールを紹介します!

 ボードゲームを遊んだことがない方にもわかりやすく説明します。

 遊んでみた感想もお話しするので、参考にしていただけると嬉しいです(*^-^*)

ゼノって、どんなゲーム?

 手札を1枚しか配らないカードゲームです(`・ω・´)

 毎ターン、山札から1枚を引き、2枚うちから1枚を使って効果を発動します。

 これを山札がなくなるまで繰り返し、最後に手札のカードが1番強いプレイヤーの勝利となります。

 カードは1~10があり、それぞれに効果があります。

 いくつかのカードは、他プレイヤーを脱落させる効果があるため、ただ大きい数字を残せばよいわけではありません。

 また、カードの効果を使いこなすためには、他プレイヤーの手札を見極めることが重要です。

 慣れてくると相手の手札が想像できるようになるため、手札を探り合う駆け引きが生まれます。

 ゼノは『ラブレター』というカードゲームをアレンジしたものですが、カードの効果が多いことが特徴です。

 その分、駆け引きの要素が強くなっています。

 読み合い、心理戦を楽しみたい方にオススメです!(*‘ω‘ *)

XENOのルール

ゲームの準備

  1. 18枚のカードをよく混ぜ、山札とする。(1~8が2枚ずつ、9と10は1枚ずつ
  2. プレイヤーはカードを1枚引き、手札とする。
  3. 山札からカードを1枚伏せたまま置き、『転生札』とする。

  『転生札』は、『英雄(強さ10)』の効果で必要となる。 

ゲームの進行

 時計回りに手番が回ります。

  1.  手番プレイヤーは、山札からカードを引きます。
  2.  2枚になった手札から1枚選び、場に出して公開します。
  3.  全てのカードには効果があり、プレイヤーはその指示に従います。

※効果は必ず発動しなければなりません。
 公開したカードは捨て札となり、表向きで並べていきます。
 捨て札は、残りの枚数から相手の手札を推理するヒントになります。

ゲームの終了

次のいずれかのとき、ゲーム終了です。

手番の終了時に、山札がなくなっている

 プレイヤー全員が手札を公開し、最も強いカードを持つプレイヤーが勝者となります。

1人を除き、全員が脱落した

 プレイヤーを脱落されるカードによって、1人以外の全員が脱落することがあります。

 生き残ったプレイヤーが勝者となります。

全員が脱落した

 レアケースですが、全員が脱落することもあります。

 この場合、引き分けです。

カードの効果

 1~8は2枚ずつ、9と10は1枚ずつあります。

1.少年(強さ1) 効果:革命

 1枚目を出したときには、何も起こらない。

 2枚目が出されたとき、以下の効果を発動する。

プレイヤー1人を指名する。

山札から1枚のカードを引かせ、手札を公開する。

使用したプレイヤーは1枚を選択し、捨て札にさせる。

2.兵士(強さ2) 効果:捜査 

 プレイヤー1人を指名し、そのプレイヤーの手札を当てる。

 正解であれば、そのプレイヤーは脱落する。

3.占師(強さ3) 効果:透視

 プレイヤー1人の手札を見ることができる。

4.乙女(強さ4) 効果:守護

 次の手番まで、カードの効果を受けない。

5.死神(強さ5) 効果:疫病

 指名したプレイヤーに1枚カードを引かせ、

 手札をシャッフルさせる。

 使用したプレイヤーが裏向きで1枚を選び、捨て札にさせる。

6.貴族(強さ6) 効果:対決

 プレイヤー1人と手札を見せ合い、カードの強さで対決する。

 負けた方は脱落する。

 引き分けの場合、両者が脱落となる。

7.賢者(強さ7) 効果:選択

 次の手番、山札から3枚のカードを引き、好きな1枚を選ぶ。

 残りの2枚は山札に戻してシャッフルする。

8.精霊(強さ8) 効果:交換

 プレイヤー1人と手札を交換する。

9.皇帝(強さ9) 効果:公開処刑

 プレイヤー1人を指名する。

 山札から1枚のカードを引かせ、手札を公開する。

 使用したプレイヤーは1枚を選択し、捨て札にさせる。

 もし、2枚のうちに『英雄(強さ10)』が含まれていた場合、転生できずに脱落させることができる。

10.英雄(強さ10) 効果:潜伏・転生

 手番のとき、このカードを使用することはできない。

 脱落させられたり、捨て札になった場合、代わりに『転生札』と入れ替えてゲームを続行する。

 ただし、『皇帝(強さ9)』の『公開処刑』を受けたら、転生できずに脱落となる。

まとめ、感想

 ラブレターは、運だけでさっくり決まってしまうことが多く、物足りないと感じることもあると思います。

 ゼノはカードの効果が多いため、それらが上手くハマったときには爽快です。

 しっかりカードゲームを楽しむことができます。

 実際にプレイ動画を見ると、よりゲームの雰囲気がわかると思います。

 中田敦彦さんがYouTubeでプレイ動画を挙げており、そちらを見るだけでも楽しいです。

 さまざまなジャンルを取り扱っているのは、流石ですね。

 特に、DAIGOとの駆け引きが非常に面白いので、ぜひ見てみてください(^^♪